月刊フルーツライフNo.99(通算126号) |
月刊フルーツライフ No.99(通算126号)
◆世界を覆ったコロナ禍
誰も予想しなかった2020年という年
例年12月号は写真で一年を振り返る特集でした。しかし今年は社内から全く外に出ない一年となりました。
■1月/恒例の新年会
コロナがクルーズ船に拡がり始めた頃でした。
■2月/タイ・ホアヒンの工場に
不安はあったもののまだコロナは他人事でした。
■3月/コロナが全国に拡大
全国学校一斉休校、製造の止まった学校給食現場。
■3→5月
FLを支えるために生産を続けたメディカル・デザート部門。
学校給食の売上は3〜5月の三か月間ゼロに、しかし一時的に生産を停止した給食部門の生産を再開。学校再開を準備し生産を続けました。
FLはタイ・コスタリカとの契約を遵守し、コンテナ数を減らすことなく原料を輸入し続けました。
タイ・コスタリカから次々と輸入されるコンテナ。工場は原料で身動きが取れなくなるほどでした。
■6月/学校再開、爆発的受注!
6月に全国の学校が一斉に再開されました。
それを待っていたかのように全国から冷凍フルーツの発注が爆発的にやってきました。
■6→7月/工場初の二交代制
全国からの爆発的受注に通常生産では追いつく事ができなくなり、工場の二交代制を採用する決断をしました。
爆発的受注にショートすることなく生産出荷できた事は、何より現場の頑張りと、加えて原料を潤沢に在庫していた事によります。
■8月/タイ合弁工場設立を中止
FLは昨年からタイのパタヤ地区で合弁工場を建設する計画を進めていました。
今年春にも資本提携や工場設備の打ち合わせに入るスケジュールを組んでいましたが、コロナ禍で頓挫。いつ訪タイし事業計画を再開できるかの見通しもつかないため中止を決定しました。
■9月/クリスマスケーキの生産始まる
FLは学校が休みの間も営業提案をしていました。その結果今年のクリスマスはコロナ禍にもかかわらず前年を上回る製造となりました。
■10月/ギリシアからFLブランド入荷
昨年より準備を進めていたギリシア産黄桃のコンテナが入港しました。
世界中のコロナ禍の中、輸出入が滞っています。さらに地球温暖化の影響で農作物の生産が非常に不安定になっています。
中でも南アフリカ産黄桃は、原料の調達が困難な上、極めて品質が悪い状態が続いていました。
FLでは給食冷凍フルーツの定番である黄桃の安定供給と品質向上のためギリシアメーカーとの話し合いを進めてきました。
来年からFLブランドとしてギリシア産黄桃を販売できることになりました。
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今年一年お世話になり感謝しています。
来年が平穏で幸せな年になることを祈っています。
良い年をお迎えください。
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フルーツライフ株式会社
center@fruitslife.com
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