月刊フルーツライフNo72(通算100) |
月刊フルーツライフ No72(通算100号)
◆月刊Fruits Life通算100号!
毎月発行している月刊Fruits Lifeが通算100号を迎えました。
創刊号は2010年6月の発行、当時の発行元は青和商会、第2号からは青和フルーツに、そして2012年10月号(記事は全て通算号)からはフルーツライフの発行となりました。
100号続けられたのも読者の方々があってこそ、心より感謝しています。
■黎明期
第1号~28号、発行元が青和の時代がフルーツライフの企業としての黎明期でした。
未だリーマンショックの影が色濃く、工場は経営陣の失敗から破綻寸前でした。
そうした中改革に着手し、工場内のガバナンスの確立、営業面では赤字の原因だったスーパー流通から撤退、一方で学校給食の拡大に全力を注いだ時期でした。
■FL設立・独立へ
第29号が月刊フルーツライフ創刊号となりました。
2012年10月1日、会社法上の事業譲渡契約に基づき、全ての債権債務・従業員・取引先・のれん等を譲受しました。
創刊号の中でFLはこう宣言しています。
2012年10月1日、フルーツライフが誕生しました。
青和フルーツ誕生から三年余り、私たちは工場改革の新たなステージに立ちました。
この三年間は、まさに志段味工場死闘の歴史でした。しかしこの闘いが工場全員の自信と誇りを生みだしました。
私たちはフルーツライフとして新たに出発します。勇気をもって次のステージに向かいます。
私たちの目指すものは、学校給食のリーディングカンパニーであり、メディカルフルーツのパイオニアです。
■インポート事業確立へ
第54号では初めてのタイ訪問、インポート事業への挑戦が記事になりました。
急激な円安に直面し、これまで商社から都度買いをしていたパイン原料をFLが直接輸入する準備を始めました。
タイトルは
“未来は私たち自身の力で創りだす!”
■あんしんがとうブランド立上げ
学校給食でかねてより高評価だったアレルギー対応デザートを“あんしんがとう”としてブランディング。
第58号では記者会見の模様が記事になりました。

学校給食のプレゼンスが確立されるに伴い、FLは次の中核事業として病院・医療を目標にしました。
第65号では全国の病院への提供が一気に進んだ記事を紹介しています。
■FLの社会活動
FLは学校給食のメーカーとして様々な社会活動に参加しています。
①こども園等にクリスマスケーキをプレゼント
②貧困者支援として食品の提供
③子ども食堂に食品提供
④重症児施設でのコンサート
また第81号では、子どもの貧困問題の原因や現状を分析した特集を記事にしています。
■次の100号に向けて
100号を迎えたFLの月刊紙。発刊の始まりはバラバラだった社内のアイデンティティをつくるための社内報でした。それがやがて対外的に情報発信する媒体に成長していきました。
当初は取るに足りないものであったとしても一歩一歩確実に歩みを進めることで道が開けて行くことがあります。
月刊フルーツライフはこれからも社内の情報を正直に伝えつづけ、基本的人権の尊重の上に立ったオピニオンを発信していきます。
そして第99号のタイトルにある言葉がフルーツライフの目指す企業理念そのものです。
「誰もが幸せになれる社会でありたい…」
◆バンコクでビジネスミーティング
去る9月10日バンコク市内でBP社とビジネスミーティングを行いました。議題は今シーズンの総括と来シーズンの契約の件でした。
BP社からは今シーズン20コンテナ輸入しました。
今年はパインのクロップに合わせ春先までに殆ど全てのパインを製造輸入したことで品質の高いパイン原料を輸入することができました。
一方現地で過剰生産だったパインは価格下落が深刻で、今年は農家の耕作放棄が相次ぎました。それは逆に来年の生産量が大幅に減少することがはっきりしており、BP社は原料価格の値上がりを憂慮していました。その上でFLはBP社と来年の確実な輸入を確約合意しました。
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フルーツライフ株式会社
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